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あなた ひとりが大切です あなたは 世界に ひとりだからです 聖書に次のような物語があります。「百匹の羊を持っていた羊飼いがいましたが、羊の一匹が群れを離れてしまって見えなくなったのです。羊飼いは99匹を野原に残して、いなくなった一匹の羊を探しに行きます。そしてやっと見つけ出します。そして、担いで帰ってきます。喜んで友人や近所の人々を招いてお祝いをします」 この物語は、効率一辺倒の世のあり方に一石を投じています。集団のなかの個人が見えない時代です。集団の利益のために、個人が犠牲にされる世の中です。世の中の常識であれば、探しに行く時間を考えて、一匹を犠牲にしてしまうのではないでしょうか。でもこの羊飼いは、見失った一匹を大切にしたのです。たとえは羊ですが、一人の人間の大切さを教えています。 どうして、ひとりが大切なのでしょうか。誰しもこの世界に一人しかいない、かけがえのない人であるからです。 この教えは、一匹の羊が大切であることをメッセージしています。救い出された一匹の羊の視点から見ますと、救い出された羊は、自分を救い出してくれた羊飼いに感謝したでしょう。そして、自分の存在が大切な存在であると理解できるのではないでしょうか。 私は自分に劣等感をもった時期がありました。他人と比較して自分がいかに貧しい者かと思いました。しかし、人と比較して自分を見るのではなく、人と違うことに自分の価値があると考えるとき、自分にしかない価値が見えてきました。そして、自分をどう活かすかと考えますと、自分が大切な存在と見えてきました。 人のために、自分でしかできないことを考えますと、いろいろと浮かんできます。私がいまテーマにしている一つは、「一人ひとりは大切な存在」であることを伝えることです。自分を卑下している人がいます。その人々に声を大にして語っています。 「あなたは、世界に一人しかいません。だから、あなたにしかできないことがあります。それを見つけてください。それに取り組んでください、自分でしかできないことを使命といいます。使命にいのちを使うならば、それを成し遂げられる場と力が与えられます。」と。 |
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