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ありがとう 生まれてきて ありがとう 生かされて ありがとう 「おはようございます」という言葉を「ありがとうございます」に変えることにした。朝から「ありがとうございます」と言うと、すがすがしい気分になる。 私は、三歳で母と死別し、六歳で父が戦死したので、幼いときから辛い思いをたくさんした。当時は「どうして、こんな思いをさせたのだ」と父と母をうらみに思った。ひねくれ、暗い性格であった。 私が父と母に感謝する気持ちになったのは、小学校2年のときであった。いつも暗い表情でひとりで寂しくしていた私に、先生が声をかけてくれた。「松本君、お父さんとお母さんは、いつも君の中にいるのだよ、でもいると感じるには、お父さんとお母さんがいたから、あなたが生まれたことを感謝する気持ちを持つことですよ」と。 そのときから、父と母を心の中で感じるようになった。「生んでくれてありがとう」と思うようになった。父と母がいなければ、私という存在はこの世になかった、当たり前のことだけど、そう思ったときに、父と母への恨みはなくなった。 心の中にある父と母に支えられて生きてきたと言える。辛いとき、泣きたいときには、父と母に訴えた。そうすると、心が落ち着いていった。行き詰ったときも、心の中の父と母に相談した。すると、見えなかった道が見えるようになった。うれしいときも、父と母に話した。父と母は、私の中で、いまもなお生きつづけている。父と母の歳をとっくに越えているが、父と母を思うときは幼子になる。もし、父と母に感謝する気持ちをもてなかったら、すさんだ人生になっていたと思う。私に声をかけてくれた先生に今でも感謝している。96歳の先生は、今でも年賀状で言葉をかけてくれている。 「生んでくれてありがとう」「生かされてありがとう」と心の底から父と母に言いたい。聞こえていると信じている。「ありがとう」、声を出して言ってみる。心が明るくなってくる。 先日、特養老人ホームで、入所者一人ひとりと向かい合って、「ここで会えてありがとう」と手を握って話しかけた。すると、いままで無口の人が口を開いて「ありがとう」と返事してくれた。「ご苦労様」とも言ってくれた。私の心に熱いものが流れた。お互いの命に触れたという思いになった。無表情だった人の表情に笑みが見えてきた。この日から、私の朝の挨拶は「ありがとうございます」に変わった。 感謝していても、なかなかそのことを言葉にしていない。「分かっていることを、わざわざ言わなくとも」と、日本人は、自分の思いを言葉にしない。だから、「何を考えているか分からない」と言われる。 「ありがとう」の言葉が互いにいきあうならば、人と人の中は、もっと明るいものになると思う。人間関係を良くする第一歩は、「ありがとう」の言葉に始まると思っている。 |
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昨日のセミナーを欠席してしまい、失礼しました。 |
TODA 2008/02/17 16:18 |
わたしも、「おはようございます」から「ありがとうございます」に変えてから、自分の気持ちが幸せになります。日々を生かされていることを、すべてに「ありがとう」と言っていきたいと願っています。「ありがとう」の輪が広がっていけば、世の中は平和になると思っています。 |
タカヒロ 2008/02/18 05:09 |
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